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ここは日々またりのんびりだらだらと暮らしている夜上璃斗の日記(だと思う)ものが記載されてます。
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プロフィール
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夜上璃斗
性別:
男性
職業:
色々やってます。
趣味:
まぁオタクです。それでいいです(笑
自己紹介:
日々小説書いたり、シナリオ書いたりしながら生きてます。ええ。ただの生物です。
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さて、そんな訳で一週間経ってギアスの最終話感想です。

あゆ「先週の予想では、1.ルル・スザクともに死亡。2.死んだと見せかけて神根島で隠遁生活。3.C.C.の力で時間よ戻れー!だったっよね」

夕凪「さて、それじゃ見ましょうか」


~~~~鑑賞中~~~~


あゆ「エグエグエグエグ……」

アグアグアグアグ……。

夕凪「……二人とも、泣き過ぎ」

あゆ「だって~~~!」

予想1に近かったけど、それでも実際に見ると涙するよ~!

夕凪「そうね。ゼロレクイエム――恐らく、古きゼロは死んで、新しき英雄のゼロが誕生するための儀式を行う事なんだろうけど、世界戦争を起こして悪の権化として憎しみを一身に受けた上で、スザクに自分を殺させるなんて、余程の覚悟ないとダメよね」

ずず~~……(鼻を啜った)。そうだね。二人とも生命的に死ぬじゃなかったけど、ある意味ゼロとして仮面を被ってルルーシュを殺したスザクは、これから自分の人生を歩めないんだから、二人とも死んだと言っても間違いじゃないね。

あゆ「でも色々と悲しすぎるよ。だってみんなルルーシュが好きだっただけなのに、その方向が違っただけじゃない。スザクとは思いが違っただけだし、ナナリーは見ている方向が違っただけだし、カレンは強さが違っただけだし」

夕凪「そのおかげで、最後までルルーシュは自分を世界の悪だと虚勢と演技を演じ続けられたんだから、それは幸せな事よ」

何で?

夕凪「自身の両親を倒して、己が世界を混沌とさせてしまった原因だと理解した時から、自分の死を意味あるものとして役立てようと思ったんだと思う。結果、あの結末を考えたのだから色々と反論もあるだろうけど、そのために自分を偽り、自分を追い込み、自分の友人に殺された。これはこれで良い結末にじゃないかな?」

あゆ「そう……なのかな?」

夕凪「そうよ。絶対に」

……あのさ。

夕凪「何よ?」

もしかして、泣いてないだけで、夕凪も結構キてる?

夕凪「な!」

あゆ「あ、そうなんだ。やっぱり~」

夕凪「うるさい! 私の事はどうでもいいの! それよりも結論については置いておき、残りの複線に関してよ!」

ああ、色んなところで回収できてないとか色々と囁かれてるね。

あゆ「そうじゃないの?」

全然。全部回収したジャン。尤も時間なかったのか、強引ではあったけど。

あゆ「え? どこどこ?」

●C.C.の本名

まず一番言われているC.C.の名前。実はこれはもう捨てられているので、本当の名前自体が存在しない事になっている。

あゆ「え”?」

夕凪「第一期の成田山攻略の時に、ルルーシュがC.C.の本当の名前を呼んだじゃない」

あゆ「うん」

あれは私は貴方の胸に名を残して、契約終了までC.C.でって意味合いだと思うのよ。

あゆ「どういう事?」

夕凪「つまり、名前を捨ててるのよ」

あゆ「あ!」

そういう事。捨てた名前を表に出す訳ないじゃない。やるとしたら、死んでしまってCの世界に入ったルルーシュがC.C.の名前を呼ぶのはあるかもしれないけど、やってもドラマCDじゃないかな? 

●花火について

ルルーシュが所属していた学校の生徒会で、一度やった花火があるんだけど、それをもう一度やりたいよね。と言った話がありました。

あゆ「これも回収できてないじゃない」

夕凪「実はリヴァルが生徒会長だったミレイに対して口にした一言。『俺はみんなと楽しくやっていければそれで良かったのに』という言葉で保管」

あゆ「……うぐぅ。ごめんなさい。わかんない」

つまり、もう絶対にできないって悟っているのよ」

あゆ「また悲しい結末を……」

夕凪「仕方ないじゃない。シャーリーが死んじゃった時点でこれは複線も何も消えてるんだから」

●シンクーについて

ロリコンこと中華連合のお偉いさんシンクーさん。不治の病にかかっていたお人。

あゆ「エンディングでは触れてなかったよ?」

夕凪「実は扇さんの結婚式の写真にシンクーだけいないのよ」

あゆ「え? そうなの?」

そうなの。生きてたら出席してるよね。

あゆ「……うぐぅ」

●最後に

とりあえず、こんなところかな?

あゆ「ギアスは? ギアスって結局なんだったの?」

あ~それだけは明確にできそうなものないけど、これまでの内容から推察できる。

あゆ「それは?」

ルルーシュが本編最後で口にしているじゃない。『ギアスは願いに似ている』って。

あゆ「うん」

夕凪「それに一期から続くギアスに関係するカットを繋げると、この願いに似ているっていうというのが真実であると物語っている」

あゆ「??????」

えっとね。一期でギアスの紋章を額に書いた集団とか、教会とか霊魂のようなシーンあったじゃない。そんな人の願いや欲望の集まった結果生まれた能力じゃないかって事。

夕凪「元々神様っていうのは人がこういうのがいたらいいなっていう願望から生まれたものが大半。そりゃ生まれながら神っていう存在もいるけど、そういうんじゃない神様って、気付いたら人に崇められているのよ」

ま、国が恐れて神様のように祭ったって言う存在もあるけどね。

夕凪「そんな願いが一点に集まった結果、生まれたのがギアスという呪いじゃないかってね」

あゆ「は~……。なるほど~」

シャーリーはギアスが世界に広がったり暗躍するための人身御供として使われ、ナナリーは小説を含めて読むと保管できているんで、読んでない人は是非読んでください。政治的手腕がトンでもない事になってます。

あゆ「すっごく深い作品だったんだね」

ガンダム00もそうだけど、結局は主人公達ではなくて、その動きの影で泣いている人々を描いていると思うんだよ。シャーリー然り、リヴァルやミレイ然り。

夕凪「闘いって常にそういうものよね。やってる本人は自己満足で終えられるんだし」

ご尤も。それでもその中に光るナニカがあるから、人は惹かれるしついてくるし、見て感動できる。

あゆ「そうだね。ボクももっと色々考えるよ」


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